ICHIGEKI 一撃

公開日
2005年1月29日(土)
監督
レオン・ポーチ
脚本
トレヴァー・ミラー
撮影
リチャード・クルード
音楽
マイケル・ロイド
出演
スティーヴン・セガール ニック・ブリンブル ロビー・ギー アイダ・ノヴァクスカ クシシュトフ・ピチェンスキ マット・シュルツ アグニェシュカ・ヴァグネル ミュラー・イルマズ
製作年
2004
製作国
上映時間
85
INTRODUCTION
かつて、政府の機関のエージェントとして活躍したウィリアム・ランシング。彼は過酷な任務に疲れ、独りカナダの山奥で生活をしていた。そんな彼の社会とのたったひとつのつながりは、ポーランドに住む一人の少女との文通だったのだ。やがて、国際的な人身売買組織の魔の手がその少女に伸びた。その時、男は再び立ち上がるのだ。本作は、国際人身売買という重いテーマを扱った衝撃作!スティーヴン・セガール最新作である。舞台となるのはポーランドのワルシャワ。監督は、英国出身のレオン・ポーチ。ジュード・ロウ主演の「クロコダイルの涙」(98)を監督した異才である。共演者も実力派が揃い。人身売買組織のボスを演じるのは全米大ヒットのバイク・アクション「トルク」(03)のマット・シュルツ。セガールの協力者には、アンジェイ・ワイダ監督の「鷲の指輪」(92)などの演技派女優アグニェシュカ・ヴァグネル。少女イレーナにはオーディションで選ばれたアイダ・ノヴァコスカ。撮影は「アメリカン・パイ」(99)のリチャード・クルード。「隣のヒットマン」(02)のジェームズ・ホルトが製作を担当、セガール自身も製作総指揮を務めている。
STORY
政府の機関でエージェントとして働いていた、ウィリアム・ランシング。彼は、事故をきっかけにカナダの山中へと逃れ、完全に過去を封印して独りで暮らしていた。ボランティア機関を通じて知り合った少女イレーナからの手紙が、唯一社会との接点であり、心を癒してくれるのだった。イレーナは遠いポーランド、ワルシャワの孤児院にいた。彼にとって、自分が生きていると確信できるのは、イレーナと手紙のやりとりをする時だけだった。ウィリアムはイレーナを励ましながら、強く生きる少女によって励まされてもいたのだった。ある日、手紙が突然に途絶えた。孤児院からイレーナは失踪したと告げられたのだった。孤児院ではイレーナの身に人身売買の組織の魔手が忍び寄っていた。孤児院の院長と手を組んだファイザルは、競売にかける企みを持って、イレーナや数名の子供たちを連れ出したのだ。ウィリアムはポーランドへと向かった。だが、事件の鍵を握るはずの院長が殺されてしまう。背後に巨大な陰謀の影。そんな時、ウィリアムに援軍が現れた。ワルシャワの刑事であるカシアと孤児院でイレーナを慕っていた少年ニッキ。調査を進めるうち、事件の裏には国際的な人身売買組織と手を組むトルコ大使館があるのが分かったのだ!少女イレーナの命を守ることができるだろうか。
CASTING
●スティーブン・セガール 1951年生まれ。ミシガン州デトロイト出身。17歳で日本へ渡り、英語教師をしながら柔道、剣道、合気道、空手を学ぶ。帰国後、ロサンゼルスにマーシャル・アーツ・アカデミーを設立。88年に原案、製作、主演を務めた『刑事ニコ/法の死角』(88)で映画デビュー。主な出演作は、『ハード・トゥ・キル』(90)、『死の標的』(90)、『沈黙の要塞』(94)、『沈黙の戦艦』、『暴走特急』(95)、『沈黙の断崖』(97)、『沈黙の陰謀』(98)、『DENGEKI 電撃』(01)、『沈黙の標的』(03)、『沈黙の聖戦』(03)など。 ●マット・シュルツ ミズーリ州セントルイス出身。スタジオ・ミュージシャンとして活躍。その最中にモデルとしてスカウトされた。テレビ・シリーズ「チャームド 魔女3姉妹」(98)で俳優デビュー。主な出演作は、『ブレイド』(98)、『ブレイド2』(02)、『ワイルド・スピード』(01)、『トランスポーター』(02)、『トルク』(03)など。 ●アグニェシュカ・ヴァグネル ポーランドの実力派人気女優。1970年生まれ。ワルシャワ出身。92年『鷲の指輪』で映画デビュー。主な出演作は、『シンドラーのリスト』(93)、『ワルシャワの柔肌』(96)、『遥かなる帰郷』(96)など。 ●アイダ・ノヴァクスカ 1990年ポーランド生まれ。本作が映画デビューとなった。撮影時には13歳だったが、幼少の頃から舞台にあがり、ポーランドでは「ピーター・パン」といったミュージカルで子役として出演していた。 ●ロビー・ギー 1970年生まれ。イギリスのTVで活躍中。主な出演作は、『スナッチ』(00)、『ミーン・マシーン』(01)、『アンダーワールド』(03)、ストラトフォード・イースト王立劇場、ロイヤル・コート、国立劇場など数々の舞台に立つ。
配給会社
20世紀フォックス映画

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